VBAテトリス 詳細編 テトリスのゲーム画面を作る
どうもこんにちは。
programminghajimetemita.hatenablog.com
このテトリスをどうやって作ったか解説していきたいと思います。
今回は「テトリスのゲーム画面を作る」です。
1.作成ステップ
ゲーム画面は以下の3ステップで作成しました。
① テトリスの実際のゲーム画面の画像を見る
② その画像を基にエクセル上でデザインを描いてみる
③ ゲーム画面のデザインが完成したらその書式を設定するプログラムを作成する
いかがでしょうか?割と簡単ですね。
プログラムを作成する点についてもやりたいことがはっきりしているので、
(セルの幅を任意の幅にする、セルの背景色を任意の色にする、等)
やりたい処理を行うためにどういうコードが必要かすぐに特定でき、
簡単に作成することができました。
実際にできあがったゲーム画面がこちらです。
次に、この画面を作るために使った主なコードについて紹介します。
2.ゲーム画面を作るのに使用した主なコード
ゲーム画面を作るのに主に以下のコードを使用しました。
表中、「XXX」とあるのは設定したい数字を入れる箇所になります。
コードの書き方ですが、「処理したい範囲.書式の変更内容」とすればOKです。
(シート全体のセルの幅を変えたい場合、「Cells.ColumnWidth = XXX」とする等)
変更したい書式の内容を検索して調べれば、どういうコードを書けばよいか簡単に出てくると思います。
上記で紹介しているものも検索してすぐ出てきたものばかりです。
なお、セル範囲の書式をいじっていると、同じ範囲に対して複数の書式を変更したい場合が多々ありました。
そういう場合には、「With」というコードを使いました。
以下、Withを使った場合とそうでない場合のコードの比較です。
Withを使わない場合、毎回処理範囲を記載する必要があり、
手間がかかるのとコードの見栄えが悪い印象がありますね。
一方、Withを使えば処理範囲の記載が一度で済み、
その範囲に対してどんな変更を加えたのかがわかりやすいです。
上記は単一のセル範囲での例になりますが、セル範囲が複雑になればなるほど、
Withを使った方がコードを記載する手間が省け、かつ、わかりやすくなると思います。
以上、非常にざっくりとした内容になりましたが、
ゲーム画面を作るのに使用したコードの紹介を終わりたいと思います。
3.おわりに
今回はテトリスのゲーム画面を作るをテーマに解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
作ってみた感想ですが、ゲーム画面を整えるプログラムを組むのは初心者でも簡単にでき、
また、その後の作業のモチベーションにもつながったので、
始めにやる作業として非常にとっつきやすい内容でした。
こんな感じで他のテトリスの処理プログラムについても解説していきたいと思います。
ではまた。