変数・条件分岐・繰り返し処理
どうもこんにちは。
今回はマクロにおける変数・条件分岐・繰り返し処理についてのコード記述方法について共有していきたいと思います。
1.変数の宣言、変数への代入
マクロのコード記述において、変数を宣言するには「Dim」ステートメントを使用します。
なお、変数の宣言後、「As」ステートメントを使用して宣言した変数のデータ型を指定できます。
宣言した変数に対し、値を代入する場合は「変数名=値」という形式でコードを記述します。
また、オブジェクトを代入する場合は「Set」ステートメントを使用し、
「Set 変数名=オブジェクト」という形式でコードを記述します。
実際に変数を宣言し、宣言した変数へ値・オブジェクトを代入するコードを記述してみました。
セルA1に"日付"という文字列、セルB1に"2020/1/1"という日付を表示させる処理を変数を使って記述しています。
2.条件分岐
条件分岐には「If」と「Select Case」の2種類のステートメントが規定されています。
どのような条件で分岐を行わせるか、という点が2つのステートメントの違いです。
「If」ステートメントでは、条件式の正誤により処理を分岐させています。
一方、「Select Case」ステートメントでは、特定の値により処理を分岐させています。
3.繰り返し処理
繰り返し処理には「For Next」、「For Each」、「Do Loop」の3種類のステートメントがあります。
何を繰り返し処理のキーとしているか、がそれぞれのステートメントの違いです。